「不安」って10回言ってみたら

 

 

 

140文字に収められる文章量じゃないし、かと言ってふせったーにぶち込むのもなんかアレだったので、一ヶ月ぶりにはてブを開きました。

 

 

 

 

 

 

 

少し前から個人的に思っていることなのですが、四星球の楽曲と小島健の世界観は通じるスピリットがある気がします。

 

 

 

 

小島くんに関しては過去の記事で紹介しているので、四星球について少し。

 

四星球(すーしんちゅう)とは、徳島県を拠点として活動する四人組ロックバンドです。法被にブリーフという出で立ちに手作りの段ボール製小道具を携えながら、そのキャッチフレーズは「日本一泣けるコミックバンド」

昨年は打首獄門同好会ヤバイTシャツ屋さんと共に関ジャムに出演し、服装をこれでもかとイジられまくりました。

笑って泣けるライブパフォーマンスを見た丸山隆平さん「彼らのやり口はズルいですねぇ😏」

 

 

 

 

 

 

 

四星球の楽曲の歌詞は主にボーカルの北島さんが書いているのですが、その中で私が特にお気に入りの曲がこちらです。

その名も鍋奉行パエリアに挑戦』

 

タイトルとサムネだけでは意味不明かもしれませんが、侮ることなかれ!

歌詞の構成は、“鍋奉行が投げかけられた様々な問いに対して、最初は「うるせえ今は鍋やってんだよ」とあしらうが、楽曲終盤でそれらの問いに対する答えをまるっと回収する”というものです。伝われ。

この回収部分の内容がかなり真理をついてるし、文の流れや語感も気持ちよくて、初めて聴いた時は自分の世界が広がったような気がしました。

それ以外の部分もパワーワード多めです。「煮えくり返ったハラワタ集め こってりモツ鍋いただきます」とか。This is 声に出して読みたい日本語。

 

 

 

 

 

四星球を知ったのはAぇを好きになるよりずっと前だったのですが、改めて曲を色々聴くうちに、「あれ?この感じ、ちょっと小島と同じ匂いがする?」という気づきを得ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

歌詞等から受けるイメージとしては「歳を重ねたからこその小粋なユーモアを持っている北島康雄」と「若いが故の青さや不器用成分が強めな小島健」とでも言いましょうか🤔
勿論それぞれ唯一無二の世界観を持っていると思います。でも両者ともに心にダイレクトに響くまっすぐな言葉を紡ぐ人だと思います。
というドにわかド新規の所感!異論は認める!

 

 

 

 

 

『チャーミング』の「おばあちゃんて泣けるよね 老婆って響きは怖い」なんて、どことなく「小島の名言」みがあるのでは。

『クラーク博士と僕』と『神様のバカヤロー』が内包する熱さは決して遠くはないのでは。

ひょっとすると小島健は『フューちゃん』なのでは。

 

……何言ってんだ?

 

 

歌ってほしいです。似合うと思うので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日行われた四星球のYouTube配信ライブを見てクソデカ感情が溢れ出した結果、こんなまとまりのないブログができあがりました。お粗末。

もはや「四星球をオススメしたい」的な方向にシフトしちゃってる気がしなくもないですが、それはそれで。

最後に、配信ライブで披露された楽曲の歌詞を貼っておきます。春松竹も中止になって、世の中も暗くて、色々なことが嫌になって、それでも生きようって。

 

「エンターテインメントはウイルスには感染しません、一生そばにいます」

 

 

(Gt.まさやんさんのインスタ、これまでの力作小道具たちが列挙されててたのしい😙)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宝物をつくり出そう 大事に

 

 

 

 

 

Aぇ! group

結成1周年

おめでとうございます!!!!!!

 

 

 

1年前の今頃は彼らにハマるなんて思ってませんでした。むしろ諸事情で心が荒みまくってたので、グループができるというニュースを知った時も「あ?ふざけんな」って感じでした。殿堂入り自担(?)である横山裕パイセンが絡んでたのに。

そんなだったのにこうしてAぇ担やってるのは、ひとえに彼らが魅力の塊だったからだと思います。

 

 

彼らについての紹介文です↓

 

 

1周年ということで何かしら文章をしたためたいと考えつつ、しかし新規ゆえに「この1年の活躍を振り返ってみよう!」的なこともできないので、私がAぇ担になるまでの大まかなスリーステップを振り返ろうと思います!

そうです自己満です!

 

 

⚠️あくまで私個人の感情を書き連ねたものなので、地雷なとことか解釈違いなとことかその他諸々あるかと思います。その際はスクロールするなりページを閉じるなり煮るなり焼くなり好きにしてください。

 

 

無駄に長いだけのまとまりのない文章ですが、お暇な方はお付き合い下さい!

それじゃあ、いってみよー!

 

 

 

 

 

関ジャニ∞クロニクル・関ジュ密着回(2019.1.12)

 

 

関西ジャニーズJr.が大阪城ホールで行ったお正月コンサートに横山さんと大倉くんが関わったということで、そのプロデュースの様子についてクロニクルで特集されてました。

当時の私は、YouTubeキッカケでジャニーズJr.に興味を持って情報局に入ったばかりぐらいでした。なので関ジュは名前がわかるぐらいだったかと。エイトのオタクやってきたのに無知かよ!

 

大倉くんの手腕について話を聞くために何人かジュニアが呼ばれていたのですが、そのメンバーでなにわ男子の長尾くん、大橋くん、丈くんと一緒に取材を受けていたのが現担当・小島健だったのです!

 

恐らくセットしてないであろう髪型に学校のジャージというどこか垢抜けない風貌。(コラ!)

そんななのに滲み出る顔の良さと、年齢や声色とのギャップ。

掴みどころのないコメントや雰囲気。(大倉くんについて「尊敬する部分はあるけど、それが何かは具体的に分からない」とか言っちゃう)

なにわ男子に混じって1人だけ当時無所ジュニアだったのもあり、全てがかなり異質に見えたんです。小島を気に入ってる丈くんが連れて来たんかな🤔

 

その強烈な存在感に「なんやコイツは!」となった私は、色々と調べました。そして行き着いたのが、世界観がヤバイということでした。

過去の番組でタピオカを鼻に詰めて窒息死する歌を作ったり、新しく入ってきたジュニアのちびっ子たちに「漁師の息子」「健康食」などの奇天烈なニックネームをつけたり……。

未だかつて見たことのないタイプのお笑いをやっていて、なんというか、表層的な部分じゃなくて人間そのものが面白い人なのだと思いました。あと単純にツボでした😂

正門くんと一緒に『象』を歌っていた映像は普通にカッコよかったし、そのギャップも相まって最終的に「コイツ、嫌いじゃないぞ……」に落ち着いたと思います。

 

 

 

 

 

そこから一ヶ月ちょい経ってAぇ! groupが結成されましたが、その中にいる小島と「嫌いじゃない」小島が私の中でちゃんと結びついていたのかはよく覚えていません。

前述した通りグループ(というか運営)に対してプラスな感情は持っていませんでしたし🙃

 

 

 

 

 

 

少年倶楽部in大阪(2019.8.23)

 

 

実際に放送を見たのは28日でしたが。

というのも、大晴担の姉が当てた単独舞台『僕らAぇ! groupって言いますねん』の凱旋公演に同行することになり、その際に予習として姉の家で少クラを見たのです。

当初抱いていた負の感情はなんやかんやでなくなっていて(姉の刷り込みが効いたのもあるかも)、ゲスト出演していた有吉反省会、THE夜会等の番組は普通に楽しんでいました。

あとコレもデカかったかな? 4:20辺りから小島のターンです。ありがとうSixTONES

こういうバラエティー的な側面は知っていましたが、パフォーマンスを見るのは初めてでした。

 

まず番組冒頭の方でサビのみ歌われた『Nightmare』で誠也くんの歌唱力の片鱗を見ました。最後highE♭を(恐らく)地声で出しててビックリしました。

黒いジャケットを着て踊るメンバーもみんなかっこよくて、ここで既に沼に足を取られつつあったのかもしれません……。

 

 

そして次にきたのが、なにわ男子・Lilかんさい・Aぇ! groupのメンバーによるシャッフルメドレーでした。

その中で道枝高橋(なにわ)・正門小島(Aぇ!)で選抜されて歌っていたのが、KAT-TUN『Keep the faith』(以下キプフェ)だったのです!!

キプフェはドラマ『有閑倶楽部』の主題歌であり、そして私はこのドラマがキッカケで横山さんを好きになりました。私の人生を変えたと言っても過言ではない出来事でした。アレもう12年以上も前なんですって😇

そのためキプフェは個人的にめちゃくちゃ思い入れがある曲なのです。

 

言ってしまうと、みっちーと恭平さんは「まだまだ若いな🤨」って感じで刺さらなかったのですが(ごめん)、サビで正門くんと小島が加わった瞬間「おおお!?」と色めき立ちました。え、待って、超カッコイイんですけど。ハマってるんですけど。

そして「誰も 何も 見ないふりで~」から始まる正門小島のターン。ユニゾンの親和性、声の裏返り方までシンクロしてました。背中合わせしんどい。正門くんの “Sweety” むり。アンタらの勝ちや⚐

映画『少年たち』やジャニ勉の鬼プロデューサー村上ロケ()等で「もんビバ」*1という概念にチョロっと触れていた程度の私でも、そのエモの片鱗は感じていたと思います。

何より1月に見たもっさい風貌(アレもアレで可愛いですけども)からいつの間にか爆イケに進化していた小島に震えました。嘘でしょカッコイイ……😳

 

 

そして番組終盤でオリジナル曲『Firebird』。

冒頭の誠也くんのシャウトでぶん殴られてそのまま見入っちゃいました。待ってめっちゃかっけぇやーん。そしてめっちゃ耳に残るやーん。ヤンヤンつけボー。(©Aぇ! 男塾・古式泳法回🏊)

 

歌も安定してるしガシガシ踊るし、ファンも一緒にできるC&Rや振り付けもあって、「これ明日生で見れるん!?やば!!!」と興奮しました。

そしてこの時点で既に小島から目が離せなくなっていた私。「愛の地獄だ」って何!?

 

 

 

 

③僕らAぇ! groupって言いますねん 凱旋公演(2019.8.29)

 

 

兵庫県は明石、駅からそれなりに歩いたところにある会場で行われました。

メンバー紹介が書かれたフライヤーを貰い、アメコミ風プリントが施されたグッズTシャツを買い、公演に臨みました。

どんな内容なのかはほとんど知らず、仕入れていた情報としてはTwitterで見かけた「横山さんからメンバーへのメッセージがある」「めっちゃ攻めたオリジナル曲がある」という2点だけ。ワクワクしかない現場は久しぶりでした。

 

 

舞台はAぇの楽屋。そこでいきなりド頭から「振り付けの確認」と称して『Firebird』を歌い出します。衣装は私服調なのに既にかっけえ!

そこから番組のアンケートに準えてメンバーそれぞれについて掘り下げていきます。リチャくんの写真とかホンマにずるかった🤣

 

するとプロデューサー宮崎氏(という名の横山さん、声のみ)が現れ、「Aぇ! groupの冠番組を作ろうと思ってるから、企画を考えてほしい」とのお達し。タップダンスクイズや聞き間違い英語等の持ち味を生かしたコーナー、濃いキャラの数々。謎のインドトリオBTC(僕たち・とにかく・カレー)、俺たちのヨシ子*2。総じて最高。LOVE。

 

極めつけは元ヤングシンバ晶哉ちゃんを中心としたミュージカルメドレー。これ超楽しかったなあ……!『Circle of Life』をはじめとした様々な曲のパロディに乗せて「令和はこんな楽しいこと(東京五輪大阪万博、その他諸々)が待ってるよ!」的なことを歌い踊るんです。あまりの多幸感でちょっと泣きました。

曲の元ネタのプレイリスト作って、たまに流してエモに浸る程度には引きずってます。『Another Day of Sun』と『Bohemian Rhapsody』パロが特にテンアゲでした🙌

 

 

色々試行錯誤した結果、最終的にバンドに行き着きます。そこで披露したのが噂のオリジナル曲『神様のバカヤロー』でした。

小島が「ある出来事」を受けて書き上げた詞に、音楽系の高校に通っている晶哉が曲をつけたものです。

そして当時の私は半年以上心の中にモヤモヤを抱えておりまして。またそうなったのは「ある出来事」の延長線上に存在する事象がキッカケでした。

(わかる方にはわかると思います、ちゃんと書く勇気がありませんでした)

 

 

衝撃を受けました。

憤りや葛藤、やるせなさ、そういう類いの感情がストレートに綴られていて、「ステージの上でキラキラ笑顔を振り撒いている人間がこんな歌詞書くの?」と。

曲もめちゃくちゃエッジが効いてて、それがまた歌詞のエネルギーを増大させていました。

今思えば、制作当時19歳と16歳だったんですよね……。すごいや……。

そしてがむしゃらにパフォーマンスする6人の姿に、心の奥に封じ込めていた何かが呼び起こされるような、そんな感覚を覚えました。

自分の身の程を分かってて、それでも叫ばずにはいられなくて。あの感覚は今でも忘れられません。

 

 

 

「バンドも番組にはならない」と結局どうすればいいのか分からず途方に暮れる6人に対して、最後にプロデューサー宮崎氏から激励のメッセージが送られます。

Aぇ! groupの大きな大きな大切な武器。多大なる才能の持ち主。あなたには華がある。君には自然と人が集まってくる。自己プロデュースが優れている。あなたがいれば絶対に大丈夫。

メンバーそれぞれを見てきた横山さんの愛に溢れた言葉。じーんとしました。ずっと推してきた人をもってしてここまで言われるってもう間違いなくね?

6人の人となりをそこまで知らなかったのに言葉から説得力を感じられたのは、紛れもなく公演内でその個性が輝いていたからだと思います。

 

メッセージ全文は以下に掲載されているので良ければ読んでみてください。(こちらは4月に行われた東京グローブ座公演の時の記事です)

 

 

アフタートークではファンネーム(eighterとかそういうの)考案会議が行われました。結局決まりませんでしたが。そういうとこ好きです。グル子……。

 

 

 

その後にバンドで2曲ほど披露。

Firebird』バンドver.は盛り上がりましたよ!

C&Rのキーを高くして歌いやすくしてくれたり、曲中の「熱くしてやるよ」というセリフを「可愛ええなぁ お前ら💕」に変えたりする誠也くんのアイドル力にメロってしまいました。しゅき。

そして、小島と晶哉が作ったもう1つのアンセム『ボクブルース』。

大阪~東京間の新幹線で、小島が書く歌詞を見ながら隣で晶哉がメロディーを考えていき、大阪に帰った頃にはほぼ完成していたのだとか。恐ろしい子

「ファンと僕たちのことを歌った曲」というだけあり、とても優しくてあたたかい曲でした。まっすぐ。歌詞も難しい言葉選びや表現は全くありませんでしたが、どこか唯一無二なものを感じてしまったのは贔屓目でしょうか?

「こんな風に想ってくれる彼らは素敵だな、こんな風に想ってもらえるファンは幸せだな」と思いました。

 

 

 

 

会場を出る頃にはAぇのことしか考えられなくなっていました。ある種の逃避だった部分もあるかもしれませんが、楽しいところにいたかったのです。安息の地が欲しかったのです。 

フライヤーに「彼らの沼にハマってしまった場合、こちらでは責任を負いかねますのでご了承ください。なるべく多くの方と共有することをおすすめいたします。」という注意事項が書かれていましたが、まんまとハマってしまいました。姉上おめでとう。あなたのおかげでAぇ担一丁上がりです。

 

 

 

 

と言うのが私がAぇ担になるまでの顛末でした。

気づいたら後半部分がほぼ凱旋レポ(約半年遅れ)になってて笑いました。暇か。

 

 

これから彼らがもっともっとでっかくなって、もっともっと楽しいことをやっていけますように!

大好きだ~~~~~~!!!!!!

 

 

 

 

ブログのタイトルはこの曲の歌詞から。

私の中での「Aぇ! groupとリーダー小島」のイメソン(?)です。

東京事変再生うれしいな。

21世紀宇宙の子

21世紀宇宙の子

21世紀宇宙の子 東京事変 歌詞情報 - うたまっぷ 歌詞無料検索

 

 

 

 

 

 

……「小島」って言うの申し訳ないなあと思いつつ、でも最初の呼び方がそれだったし、どうしたもんかなぁとモニョモニョしている次第でございます。好きな人の名前呼ぶのとか恥ずかしくなっちゃうタイプの陰キャ女子だったので。(どーでもええわ!)(CV.末澤誠也)

 

 

 

 

 

 

 

お粗末さまでした。

ここまで読み終えた猛者は果たしていらっしゃるのでしょうか?

もしいらっしゃいましたら恐悦至極に存じます。

 

 

 

ではそろそろこの辺で。

 

Merci😘

 

 

 

 

*1:正門くんの「門」と小島のギャグ「ビバ!」を合わせた、正門小島コンビの呼称。かれこれ2014年頃から一緒に活動しているそうです。まっすー表紙の雑誌「QLAP!」3月号にて2人でシャボン玉とかしてます可愛い。

*2:晶哉扮するインドかぶれ女子。リハーサル時に横山さんに「お前はヨシ子や」と言われてキャラが決定。のちに行われた1stツアーのコントコーナーにも登場し、爪痕を残しまくりました。

ただただフォロワーの皆様にAぇ! groupをオススメしたい

 

 

 

どうも皆さん、おはこんばんにちは。

私です。(©某弟さん)

 

タイトルの通りです。

関西ジャニーズJr.の6人組グループ、Aぇ! groupのメンバーを堂々と紹介します。

ステマなんてもんじゃない。

 

今使っているTwitterのアカウントは邦ロック関連で繋がった方も多いので、それぞれのメンバーに歌ってほしいバンド曲を独断と偏見で選びました。

それなりの文量を書いてるため、読むのがめんどくなった時はそこだけ目を通してもらっても構いません。(本末転倒)

公式YouTubeで聴ける曲から選んだ&知識は浅いので悪しからず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正門良規

メンバーカラー・ギター担当。

自称ジャニーズNo.1ギタリスト。TOKIOの城島リーダーを尊敬しており、いただいたヒョウ柄のギターストラップはいつも本番で使っています。

昨年某誌で行われたジャニーズJr.の投票企画にて、「私のリア恋枠」部門1位に輝きました。物腰柔らかで包容力溢れる雰囲気はマジで恋。

ライブMCで仕切りを担当するためまとめ役的な立ち位置かと思いきや、たまに天然ボケをかましファンに「ぽやぽや」と言われることもしばしば。

現在は連続テレビ小説「スカーレット」に出演中。初登場時にはその衣装の色味から「きれいなジャイアン」と呼ばれ、視聴者をざわつかせました。

 

 

正門くんに歌ってほしい曲

BURNOUT SYNDROMES『花一匁』

バンド自身が「青春文學ロックバンド」と謳っていて、日本語の響きの美しさや独特な趣のある歌詞が特徴的です。正門くん絶対こういうの似合います。

低めの渋い歌声とこぶしのような歌い回しもピッタリなのではないでしょうか。

これは途中で終わってますが、最後の転調がエモいんです。

 

 

 

末澤誠也

メンバーカラー・ボーカル担当(時々アコギも弾く)。

我らが最年長。でも背は1番低い。そして声は高い。

メンバーに対してツッコミを入れた時は、ファンのレポに(高音)って書かれがちです。

時には甘く時には雄々しくと表現力豊かな歌声&細部まで手を抜かないダンスでパフォーマンスを引っ張るセンター・フロントマン。

かと思えばラジオのクイズコーナーで誰よりも張り切ったり、距離感がバグってたり(特に対小島)と、子供っぽい一面も見えたり。

 

 

誠也くんに歌ってほしい曲

KANA-BOON『talking』

もっとガツンとした曲でも良いかな?とも思いましたが、単純に好きなので選びました。あと、誠也くんの声質と音域って鮪さんのそれと遠くない気がします。

仄暗い雰囲気とかすこ。歌詞に「ダービーフィズ」とか出てきちゃうのたまらん。元々はウィルキンソンだったらしいです。

あと間奏のギターソロが5本の指に入るぐらい好きなので、正門くんいっぺん弾いてみてください()

 

 

 

草間リチャード敬太

メンバーカラー黄色・サックス担当。 

アメリカ人の父を持ち、そのビジュアルから「目印担当」を自負しています。はんなり京都人ゆえ英語は守備範囲外ですが、発音はめっちゃイイ。

「好きな食べ物は千枚漬け、嫌いな食べ物はハンバーガー」というクセしかないプロフィールを持っていましたが、昨年の「有吉反省会」にて、ハンバーガー嫌いはキャラにインパクトを出すための嘘だと判明しました。千枚漬けは実際に好き。「お漬物」ガチ勢。

安定感のある歌声としなやかなダンス、抜群のワードセンスとニュートラルな考え方で、あらゆる場面においてAぇをキュッと締めてくれる存在。

最近はDASH島に本格進出し、松兄による愛のムチを受けながら開拓に励んでいます。

 

 

リチャくんに歌ってほしい曲

ALI『Wild Side』

1番最初にパッと浮かんだのはこの曲。

リチャくんは本当に難しくて、スカパラの歌モノとか(マンウィズに参加した曲と最後まで迷いました)回り回ってレキシとか色々浮かびましたが、最終的に初志貫徹。

このバンドや楽曲について深いとこまで考えていくと堂々巡りになってしまいますが、そういうのを取っぱらっても純粋に「かっけー」と思います。リチャくんの歌声に管楽器を重ねたいという願望。

 

 

 

島健

メンバーカラー・キーボード担当。グループのリーダー(メンバー内投票により決定)。

キリッとした目、高すぎて視界に入る鼻からなる整った顔立ちは「顔面宝塚」と称されるほど。

笑いのスタイルは唯一無二で、ネタを作って正門くん&晶哉とトリオ漫才を披露した際には、プロの芸人さんに「構成が斬新」「なかなかの脳みそしてる」と言われました。

小学校の教員免許取得を目指す現役大学生。ゼミで折り紙教室を開き、タツノオトシゴを習得したそう。

人の幸せに涙を流せる、情に厚い男。そのまっすぐさは作詞にも大いに生かされています。

 

 

小島に歌ってほしい曲

sumikaハイヤーグラウンド』

実際本人はTHE BLUE HEARTS尾崎豊を好んでいるのですが、今回選んだのはこちら。

太くて曇りのない小島の歌声との親和性はかなり高いのでは?と。

希望に満ち溢れた曲を歌ってほしいです。サビで突き抜ける「さあ はじめまして」で涙がちょちょぎれる気しかしません。

 

 

 

福本大晴

メンバーカラーオレンジ・ベース担当。

マル氏に次ぐ一発ギャグの申し子で、持ちネタは130以上。鉄板は「ワイパー!🙌」。

かと思えば、実は国公立大学(関西Jr.初の合格)で経済を学ぶインテリ。クイズ番組にもちょくちょく出ています。そしてその際にもギャグをぶち込みます。メンタルがえぐい。

なかなか前の立ち位置に行けず後輩のバックで踊るという経験もしてきましたが、それでもへこたれないガッツと真面目さを持っています。

ベースを始めたのはグループができてからですが、持ち前の勤勉さでメキメキ上達しています。京セラでスラップゴリゴリのベースソロをぶちかましました。

 

 

大晴に歌ってほしい曲

OKAMOTO’S『Beautiful Days』

『勝手に仕上がれ』を披露した時に丸ちゃんパートをハスキーな声で歌っているのを見て、直感で「これやん!!!」ってなりました。OKAMOTO’S繋がりですし。

あの時みたいなオラみと持ち前の愛嬌を炸裂させて、パワー全開で歌ってほしいです。

あと関係ありませんが、ハマ・オカモト丸山隆平→福本大晴のベーシスト系譜が存在する世界、最高。

 

 

 

佐野晶哉

メンバーカラー・ドラム担当。

年齢、入所歴共に1番下の可愛い塩顔マンネ。のくせに背は1番でかい。180cmあります。

劇団四季に所属した過去を持ち、その伸びやかな歌声には定評あり。

ダンスに楽器、作曲までできる、人呼んで「最年少最多彩」。バラエティー面でも覚醒しつつあります。「Aぇ! コスプレ名言塾」の警察官回は目がバキバキでこわかったけど。

なんとなくキュウソにおけるオカザワさんに近いな?とこの間気づきました。(後輩で緑で闇)(闇?)

 

 

晶哉に歌ってほしい曲

King Gnu『The hole』

藝大声楽科卒の井口さんと高校で声楽を専攻している晶哉ちゃん。(この春から音大で作曲を勉強します)(小島大晴と同時に卒業するため2年制の大学を選びました、つよい)

1stツアーでやすばの『desire』を歌いきった彼の『The hole』はきっと凄いと思います。表現力に期待しちゃう。

最初は『Teenager Forever』かな?と思ってましたが、先日の「Love music」を見て心変わりしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ざっとこんな感じです!

プロフィールのリンクから見られる沢山の動画で雰囲気などを感じられると思うので、気が向いたらポチポチ再生してみてください。基本的に尺が短めなので、かるーく見られます。

 

これからもAぇについて呟いたりAぇの情報をRTしたりして、皆様のTLに度々登場するかと思いますので、何卒宜しくお願い致します🙇‍♀️(?)

 

 

 

 

 

 

 

ほんじゃあ、またな!(©某弟さん)(2回目)

 

 

 

 

 

 

2018/07/08②

 

 

そして、メンバー7人での最後の演奏。

今届けたい曲を自分たちで選んでくれたという。

 

 

まずは「大阪ロマネスク」。

ファンからの人気も高いので来るんじゃないかと予想していたけど、それでも発表された時点で声をあげて泣いてしまった。

 

今日も誰かが めぐり逢う

遥か 遥か 西の街

恋をするなら 御堂筋から始まるのさ

雅なる物語

 

目を潤ませながら歌うすばるくん。その横に年下組、両端に横雛。安定且つ最高の布陣(コンサートのMCや退所会見もこの順番だった)。

 

受け止めるのに精一杯で、ほとんど何も考えられなかった。ただ、「忘れられない 君の優しい声 時間が止まっていく」の歌詞の歌詞と、その部分を歌い終わった瞬間のやすくんの表情に、「本当に時が止まってほしい」と願ってしまった。その後の亮ちゃんの少し掠れた「雅なる物語」に胸が締め付けられた。

 

曲ラストの「メンバーのコーラスに乗って響くすばるくんの歌声」という構図がこれから先は聴く事が出来ないと思うと、ついさっき「仕方ない」と思っていたのが「いなくなるなんて嘘だろ、嫌だ」に変わっていた。今でも現実を受け入れられない。

 

 

 

 

それでも時間は止まってくれなくて、結成からデビュー、下積み時代の映像が流れ始めた。

私が応援し始めたのは2007年後半ぐらいからだったので、Jr.時代や8人だった頃の事は語れないし、その頃から応援していた方々の方が感じる事は大いにあったと思う。しかし、METROCKで大勢の観客を前にして堂々と演奏する姿は、私が知った頃よりもずっとずっとでっかく、かっこよくなっていた。

 

当時私は小学生で、周りにジャニーズ好きの友達は少なくなかったが、みんな嵐やKAT-TUNHey! Say! JUMPを応援していた。同級生でエイトを応援していたのは私ともう一人の親友だけだった(その親友も元々は私が沼に引きずり込んだ)。

「THE・アイドル」みたいな他のグループの人気を見ながら「エイトが1番かっこええし!!!!」と思っていた時期もある。そして徐々に人気が上がっていって、周りから「かっこええよな」って言われるようになったのが嬉しくてたまらなかった。

 

 

 

 

 

そして、本当に本当の最後の曲、「LIFE ~目の前の向こうへ~」 。

この曲が発表された時は「エイトはバンドで曲出せるんじゃで!!!すごかろ!!!!」って思いが半端なかった。

また、親友と初めて行ったコンサート(EIGHT×EIGHTERコン)の1曲目がこれだった。私が生まれて初めて生で聴いたエイトの歌声は、すばるくんの「もう一切」。その瞬間に涙が止まらなかったのは今でも鮮明に覚えている。

ちなみに、その次に行った8ESTコンの1曲目は「大阪ロマネスク」だ。こちらも冒頭のすばるくんのソロに涙が溢れた。本当に偶然だが、選ばれた2曲は私にとっても大事な大事な思い入れのある曲だった。

 

 

 

 

 

今までの感謝と共に、「6人の関ジャニ∞にぜひ期待して下さい」と語ったすばるくん。

「そんなん言わんといてよ」って思いと「そんなん応援するに決まっとるが」って思いの鬩ぎ合い。そして大倉くんのカウントが鳴る。

 

もう一切、もう一切

振り返らずに歩み続けたい

まだまだ終わらないから

 

始まってしまった。

今まで何回もこの曲を聴いてきたけど、こんなに刺さるのは初めてだった。

 

 

そうだよ、道は続いてくよ。

これは分岐点に過ぎないんだ。

 

悲しみも涙も渇いてないよ。

本当に丸ちゃんが痛みを堪えてるみたいだ。

 

いつか笑えるかな、笑えるよね。

「せめてもう一回」ってこんなに思う日はないよ。

 

 

耐えきれずに涙を流したり、顔を歪ませていたり、穏やかだったり、泣きそうでもしっかり前を見据えたり。メンバーはそれぞれだった。見守る古田さんの眼差しも。

 

私の担当は横山さんだけど、今回特にグッときたのは大倉くん。

間奏前に天を仰ぐ姿。これでもかってぐらいの笑顔。「あの日交わした約束をずっと覚えているから」ですばるくんに差し出した手。全部出し切っちゃう勢いのドラム。

大倉くんはあの発表があってからレギュラーのラジオで色々語ってくれていて、この前日にも「泣いちゃうかも」と言っていた。そんな彼が涙を微塵も見せず、めちゃめちゃ笑顔でドラムを叩いてる。未来の希望がそこに集約されているような気がした。

末っ子、強いな。頼もしくて仕方ないよ。

 

 

 

 

 

 

そして、もう曲が終わってしまう……って瞬間にすばるくんが叫んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

eighter!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

応援し始めた頃は、意味は愚か読み方すらも分からなかった言葉。

コンサートの時に必ず呼んでくれて、楽曲の歌詞にも入れてくれた私たちの名前。

それがかつてない程の重さと力強さを持って飛び込んできた。

 

コンサートの時と同じ、夢のような現実。

それを実感した。

あの瞬間は通じ合っていたと思いたい。

だいすき。ありがとう。さみしいよ。

一言では表せない色々な感情が溢れ出して、私はただただ泣くしかなかった。

この名前を最高に誇らしく思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に映ったすばるくんの顔は、とても晴れやかだった。

それを見た時、私の中に負の感情は一切なかった。と思う。

 

 

 

 

 

 

 

ぶっちゃけまだ実感がわかない。6人の関ジャニ∞が想像できない。

でも、9月の東京ドーム公演に行く予定なので、2ヶ月後には嫌でもその姿を目の当たりにする事になる。

でも、彼らならやってくれるはず。

「これが新しい関ジャニ∞や!!!!!!」って見せつけてくれるはず。

そこに関してはとても楽しみにしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも今は、もう少しだけ、7色に彩られた青春の余韻に浸っていたい。

 

 

 

2018/07/08①

 

関ジャム史上初めての生放送にして、渋谷すばる最後のテレビ出演、関ジャニ∞「7人」の最後の演奏。

これを見届けた感情を残しておきたいと思った。

 

 

(スマホのキーボードはSimejiを使っているのだけど、「かんじ」と打った時点で予測変換に「渋谷すばる」が出てきて、感情のやり場に少し困る。)

 

 

 

番組開始時には赤い衣装に身を包んだ古田支配人と宇賀アナ、そしていつものようにわちゃわちゃしているメンバーたち。

そのバックでメンバーカラーにライトアップされたテレビ朝日の社屋は、これが特別な時間になるのだと予感させるのに充分だった。

 

 

 

まずは今までの放送の中から思い出深いセッションを振り返る。ご存知の通り(?)私はロックも聴くので、「あのバンド出んかな~」なんて軽く思っていた。

だが蓋を開けたら「渋谷すばる名場面集」と言っても過言ではないくらいのものだった。メンバーと古田さんがそれぞれの視点からすばるくんの歌声や音楽に向かう姿、今までの思い出を余す所なく語っていた。

 

すばるくんの主演映画と重ねた丸ちゃん。

アーティストとの共鳴を感じたやすくん。

2人で歌う事を感慨深く思った亮ちゃん。

可愛いダンスを茶化してみせた村上くん。

ぶつかり合うさまに圧倒された横山さん。

10年以上前の思い出を回想した大倉くん。

大御所と奏でる響きに唸った古田さん。

YOSHIKIさんとさだまさしさんからのメッセージも、とても希望に溢れていた。

 

 

そして、数々の名だたるアーティストの方々と時に対峙し、時に寄り添って歌うすばるくんの姿はとても輝いていた。「関ジャニ∞から離れないで」という私の気持ちが、歌の力によって良い意味でねじ伏せられたような気さえした。

「ああ、これは “音楽で生きていきたい” と思っても仕方ないよなあ」と考えてしまった。

 

 

 

 

 

そして、最後の生セッションが始まった。

最初は東京スカパラダイスオーケストラと奏でる「無責任ヒーロー」。メンバーカラーを取り入れた衣装、谷中さんの暖かくて粋な挨拶、「ファイト、関ジャニ、無限大、エイト!!」のコールに感謝しかなかった。

 

スカパラの皆さんと比べるとまだまだ拙い演奏だろうけど、それでももの凄いエネルギーを感じた。「この瞬間を精一杯楽しんでやろう」みたいな空気がガンガン伝わってきた。

度重なるメンバーチェンジを経て、それでも第一線で活躍するスカパラの姿は、ある種の救い(という表現が合っているかは分からないけど)のように思えた。

 

 

横山さん&やすくんと真正面からやり合って下さったNARGOさん、加藤さん。

大倉くん&丸ちゃんのソロを立てて下さった茂木さん、川上さん。

後ろから見守って下さった沖さん、大森さん。

ハチャメチャに盛り上げて下さった谷中さん、北原さん、GAMOさん。

本当に有難うございます。

 

 

 

 

例の如く②に続く。

 

 

 

 

「修羅天魔 ~髑髏城の七人 Season極」感想②(もはや夢さん語り)

 

続きです。重いです。

 

 

 

竜星涼さん as 夢三郎

ぶっちゃけ夢三郎の正体も無界の存在意義も知った上で見ていたのですが、それでも「若衆太夫の夢三郎」から「伐折羅の夢虎」への変貌は本当に凄かったです。

 

一幕の夢三郎は、男とか女とかそういうのを超越した美しさでした。所作や表情や声色が本当に艶やかで……扇子をひらひらさせるのが色っぽくてダメです……。さすが一番人気の太夫だわ。

「歌が……」的な声があるのも知っていましたが、十年以上推してるJ事務所の某アイドルさんが歌唱力の安定感に若干欠けているのもあり()、全然許容範囲内でした。イイ声ですし推せます。美しさは正義(盲目おたく)。

その後の展開が分かるだけに、兵庫との会話や無界の里を讃える言葉がしんどくて。「でなけりゃこんな里は護れねえ」って言った時、どういう心境だったんですか?

 

二幕の夢虎は、もう立ち姿から全然違いました。一気に男。声もドスが効いててオラオラ。女性ものの着物でも顔の小ささはよく分かったのですが、真っ黒の鎧を纏ったら手足の長さが如実に現れるので、「これがパリコレクオリティ(?)……」と変な事を考えました。

でもそんな雑念が吹っ飛ぶぐらい無界襲撃シーンは怖かったです。何が怖いって、全力で慈悲の欠片もなく殺戮しまくっているところ。荒武者隊の一人をぶっ刺してグリグリするところなんかドン引きしましたもん。そこまでするか?と。

 

最後の髑髏城での戦いも凄まじくて。あんなに気心知れてた兵庫にも容赦がありません。それでもスラリと長い手足から繰り出される豪快な殺陣には惚れ惚れせざるを得ません。ごめん兵庫。

天魔王の鎧が偽物だと悟って、膝をついて泣いている様な声で「父上……」と呟く後ろ姿に、とても胸を締め付けられました。額からダラダラと血を流しながら腹を切る壮絶さに息を呑みました。

頑なに天魔王と「武士」に固執していた彼の本心は、最後の最後まで分かりませんでした。思考を巡らせば巡らすほど。

 

 

許されざる子として生まれ、母親が死んだ時には見向きもしなかった父親を崇拝し、やりたくもない男娼をやれと命じられ、彼曰く「雑魚」の集まる無界の里に君臨し続けた夢三郎は、何を思って生きていたのでしょう?

父親に偽物の鎧を着せられ、百姓だと見下していた兵庫に刀を折られ、それでも武士として/天魔王の息子として腹を切った夢虎は、何を思って死んでいったのでしょう?

かつて義兄弟の契りを結び、彼の侠気に惚れていた兵庫は、その最期に何を思ったのでしょう?

燃え落ちる髑髏城が映るスクリーンを見ながら、城中でひとり倒れている夢さんの亡骸を思い浮かべ、そんな事を考えていました。

とても哀しかった……。

 

 

 

竜星くん、本当に素晴らしかったです。

色々なインタビューで「この作品が役者としてのターニングポイントになる」と話していただけあります。

そんな作品を自分の目で観られて良かったです。

 

 

 

 


 

 

 

「修羅天魔 ~髑髏城の七人 Season極」感想①

 

見てきました。

初髑髏城。初豊洲

新感線の舞台も、辛うじて「蛮幽鬼」をDVDで見たぐらい。

キッカケは、某法医学ドラマで大クセまみれの葬儀屋を演じていた某氏。

 

ネタバレばちこい芸人(というか我慢が効かないおたく)なので、正直大まかな話の流れは分かってました。

それでも生で観る俳優さん達の演技や自分の肌で感じる劇場の空気は、予想を遥かに超えるものでした。

 

ストーリーを追っていったらキリがないので、パンフレットと戯曲本を見ながらキャストの皆さんについてつらつらと。

例の某氏については色々とありすぎるので、最後に回します。

 

 

天海祐希さん as 極楽太夫(雑賀のお蘭)

もう優勝。圧倒的天海祐希

凄腕スナイパーや雑賀衆としての凛とした強さに惚れ惚れしたり、様々な思惑に揺れ動く様子に「そういえば女性だったわ」と思い出したり。色々な表情を見られました。

あんなモリモリの設定でも説得力があるのは天海さん流石としか!!

最後の回想のあの表情は何ですか……?あそこでめちゃくちゃギュッッてなりました………。

 

古田新太さん as 天魔王/織田信長

関ジャムでたまに舞台俳優の目線でコメントする時があるのですが、「俳優・古田新太」を観た気がします。存在感が凄かったです。

天魔王まじこわい。スクリーンであの顔がどアップに映る時とか普通に怖かったです。

顔だけでなく()、その腹の読めなさも恐ろしかったです。信長の器のデカさもあったので余計に。

あの信長あっての天魔王なので、そりゃ極楽も許せないだろうし惑わされるだろうな、と。

 

福士誠治さん as 兵庫

関八州荒武者隊が出てきた時に「あ~~コイツら好きだ!!」ってなりました。弱きを助け、強きをくじく真っ直ぐな兵庫は観てて気持ち良かったです。福士さんは落ち着いた役で見る事が多かったので、とても新鮮でした。

義兄弟の契りを結んだ相手の刃で、慕ってくれてた子分を一気に失うなんてあんまりですってば!!倒れてる一人一人に声掛けていくのが辛くて辛くて……!!

極楽とくっつく可能性は高くなさそうだったけど、兵庫の幸せを願わずにはいられません。

 

清水くるみさん as 沙霧

可愛いし頭いいし動けるしツッコミもできるし、言う事なしですね!!

 「動けるとはいえよく一人だけ生き残ったね?」と思ったら、後で熊木の長だと分かって納得。あの年で「誰かを犠牲にして生きるのはいやだ」って言える沙霧ちゃん強い。長。

 

三宅弘城さん as カンテツ

第一声を発した瞬間「この人推せるわ」と直感しました。タナカの天丼楽しすぎ。

ああいうアホの子みたいなキャラはあんまり好きになれないタイプなのですが、三宅さんの演技の緩急でめちゃくちゃ好きになりましたカンテツ。トッキントッキンに研いでほしい(?)

 

山本亨さん as 狸穴二郎衛門

どっかで聞いた声だと思ったら「蛮幽鬼」にも出てらっしゃいましたね。とても素敵な声です山本さん。

無界で極楽太夫の説明をする時は「お?面白いぞこのおっちゃん」って感じでしたが、最後の極楽のやりとりで「うわぁ家康だぁ狸だぁ…!!」と思わざるを得ませんでした。

 

 梶原善さん as ぜん三

まさか兵庫のお兄さんだとは!!荒武者隊に兵庫の事を聞いて投げ捨てたおにぎり食べたとこで株がストップ高。善さ~ん!!

戻り鎌の兄弟連携プレーは色々とっ散らかってて爆笑しました。滑るわ飛ぶわ。水神坊さん隠し玉ありすぎ。そんでもって黒子て。

 

河野まさとさん as 三五

所謂トリックスター?パンダの完成度高けーなオイ。こういう掻き回す立ち位置のキャラもあまり好きじゃなかったけど、何故か憎めませんでした。

「てめえの裏切り~」のくだりは theおまいう案件でしたが、三五なりのポリシーがあるんだなと。一番人間くさいキャラかも。

 

川原正嗣さん as 清十郎

頼りになりすぎる清十郎さん。颯爽と現れてピンチを助けてくれる清十郎さん。私が極楽か沙霧だったら「好きになっちゃう~~~!!」ってなりそうです。CV.黄金原聡子(シソンヌじろうさん)。

最後なんか極楽にホの字っぽかったけど、私は兵庫を推すぞ!!!極楽はどっちにもなびかなさそうだけど!!!

 

髑髏党幹部も三者三様のキャラがあって面白かったし、鉄機兵ミュージカルは反則。変な方向に統率取れすぎです髑髏党。

 関八州荒武者隊も無界屋ガールズもとっても愛しくて。荒武者隊の兄貴リスペクトなとこ、バカで可愛いな…!!

二幕の無界襲撃時、ガールズたちの悲鳴が壮絶すぎて本当に辛かったです……。 

 

 

 

 

既に沢山書きましたが、この舞台に足を運ぶキッカケとなった某氏については更に長くなりそうなので、次の記事で。